いけばな小原流の倉敷支部・倉敷地区の花展が倉敷市民会館で開かれています。
いけばな小原流は、19世紀末に、「盛花(もりばな)」という新しい形式を創案した流派です。生活様式の変化に応じながらその時代にふさわしいいけばなを表現しています。今回の倉敷支部の花展では、倉敷地区の会員を中心に46人が、「季節の移ろい」をテーマにしたいけばな作品を展示しています。シャクヤク、コデマリ、桃、桜などの花や木を用いて、色彩豊かに春から初夏にかけての情景を表しています。特に水盤を使った盛花では、春の山間の風景や、草花が芽吹きだす春の水辺の様子を写しだしています。小原流倉敷支部・倉敷地区のいけばな作品展は、7日(日)まで倉敷市民会館一階展示室で開かれます。




