皮膚の難病と闘う玉野市の藤原聖奈(ふじわらせいな)さんを支援する会が、市内のショッピングセンターで、最後の募金活動を行いました。
藤原聖奈さんは、全身の皮膚や粘膜を少し擦っただけで水膨れや炎症を起こす「表皮水疱症」を生まれた時から患っています。皮膚を保護するガーゼや包帯などの医療費は、毎月10万円以上かかり、国からの助成はほとんどありません。宇野地区自治会の有志などでつくる「支援する会」のメンバーは、医療費の負担軽減につなげようと、おととし10月から街頭で募金活動を行ってきました。発足から2年半で200万円を超える善意が寄せられましたが、聖奈さんが今年春、通っていた宇野小学校を卒業したことから、一つの節目として、街頭募金を終えることにしました。最後の募金活動には、宇野地区自治会のほか、聖奈さんの同級生も参加して、支援を訴えました。今後は、 聖奈さんの保護者の意向を聞きながら、難病対策を求める署名活動などを行っていくということです。




