岡山県南の中学校と高校の演劇部が一堂に集う演劇発表会が、22日と23日に倉敷市の児島市民交流センタージーンズホールで開かれ、出場8校が熱のこもった現代劇を披露しました。
出場したのは、東陽中学校や倉敷鷲羽高校など8校の演劇部です。思春期の若者の葛藤や成長、家族の絆などを描いた現代劇を熱演しました。このうち 県立倉敷天城高校が演じたのは、戦時中の女学生たち。友達に恋愛に家族への思いなど。今の時代の若者にも共感を得られる女学生の揺れ動く気持ちを表現しました。琴浦中学校は、いじめ問題をテーマにした「河童」を上演。醜い河童に対する偏見といじめの問題を重ね合わせ、いじめのない世の中をつくることを訴えました。この演劇発表会は、県南の中学校と高校の演劇部が一堂に集うことで、意欲の向上を図ろうと9年前から開かれています。倉敷ケーブルテレビでは、この演劇発表会の模様を8校すべて完全収録していて、4月13日(土)と14日(日)の午後3時から前・後半それぞれ4時間に渡ってKCT11chで放送します。




