校舎の耐震化にともない建て替え工事を行っていた玉野市立玉小学校の新校舎が完成し、きょう(21日)竣工式が行われました。
玉小学校には、鉄筋コンクリート造り2階建ての校舎が、2棟建設されました。普通教室6室のほか、図工、音楽などの特別教室を配置。廊下や階段にも木材をふんだんに使っていて、ぬくもりあふれる空間になっています。玉野市の小学校では初めて、ウッドデッキを備え、快適で楽しい学校生活が送れるよう配慮されました。また、太陽光発電パネルも設置されています。玉小学校の前の校舎は、昭和30年から40年代に建てられましたが、市が進めている学校園耐震化で、改築が必要と判断され、平成22年度から3年間かけて校舎を一新しました。総事業費は7億1300万円です。体育館で行われた竣工式には、在校生や地域の関係者などおよそ200人が出席し、黒田晋市長は「新しい校舎でいろんな友達といろんな思い出を作ってください」と呼びかけました。これを受け、5年生の加藤耕二郎君は「すばらしい校舎をみんなで大切に使っていきます」とお礼を述べました。玉野市では、田井小学校、日比小学校の2校でも、耐震化にともなう改築工事に着手していて、いずれも年内の完成を目指しています。




