3月10日の日曜日には、アリオ倉敷で「子ども防災ネットワークおかやま」主催の防災体験イベント「子どもたちに伝えたい防災のこと」が行われました。
「子ども防災ネットワークおかやま」は、東日本大震災後に全労済岡山県本部が呼びかけて設立した団体です。2011年10月から、県内の子どもたちに「防災」の大切さを伝えています。アリオ倉敷で行われた防災体験イベントでは、災害時に必要な知恵を学ぶクイズや防災体験プログラムなどが繰り広げられました。絵本の読み聞かせや紙芝居では、地震や台風などの災害が発生したときどのような行動をとればよいのかなど対処法を教わりました。ジャッキ体験コーナーでは、瓦礫の下敷きになっている人をジャッキを使って助け出す方法を学びました。また、ガラスの破片に見立てた卵の殻の上をはだしで歩くコーナーでは、災害時の足元における危険性などを体験しました。さらに、サバイバクイズコーナーでは、親子で一緒に挑戦しながら命を守もったり、無事を知らせたりする方法など被災後を乗り切るための知恵を学んでいました。なお、イベントステージでは、1854年の南海地震による津波の実話をもとにしたお話「稲むらの火」の朗読劇が上演され、訪れた家族連れは楽しみながら防災への関心を高めていました。




