春の火災予防運動に合わせて玉野市消防本部と玉野地区防火協会などは、ドライバーにたばこの投げ捨て防止を呼びかけ山火事を防ごうと訴えました。
キャンペーンには、消防職員や防火協会の会員など、およそ40人が参加しました。参加者は、揃いの法被やノーポイ運動実施中と書かれたタスキをかけ、道行くドライバーに山火事防止の啓発用チラシなどを配り、たばこの投げ捨てをなくそうと呼びかけました。近年、火災原因で最も多いたばこの不始末。玉野市では、昭和28年以降、10ha以上焼失した山火事が23件あり、そのうち11件はたばこが原因とみられています。山火事の発生は、土砂災害や海水汚染などにも影響を及ぼす恐れがあり、参加者たちは、ドライバーに山火事防止を訴えました。玉野市では、4月末まで林野火災防止対策強化期間として、広報活動を展開していくことにしています。




