年々増加している小児医療費の抑制策に取り組む総社市は、2日(土)に、子育て中の保護者を対象にした医療機関への適正な受診を呼びかける出前講座を開きました。
平成20年度から小学6年生以下の子どもの医療費を無料にしている総社市の小児医療費負担額は、年々増加していて去年は、約2億6千万円となっています。今回の出前講座は、子どもの医療費無料化制度の危機的状況を改善しようと医療費の削減に取り組む総社市が初めて開いたものです。子育て中の保護者を対象にした出前講座には、約20組の親子が参加し、総社市の小児科医高杉尚志さんから「こどもの急病対策と医療機関のかかり方」について学びました。高杉医師は、「こどもの発熱の原因を知っていると、いざという時、あわてずに対処できる」と、病気をもたらすウイルスと細菌の違いなどについてわかりやすく解説しました。医療の適正受診の啓発と小児医療について学ぶ総社市の出前講座は、3月7日16:30~18:00天満屋ハピータウンリブ総社店と14日14:30~16:00きよね夢てらすでも開催されます。




