KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

趣味に情熱を注ぐ個人やグループを紹介する「Ｗｅ　Ｌｏｖｅ　Ｈｏｂｂｙ」今回は、趣味の陶芸教室「雪舟窯」を開いている総社市赤浜の大嶋肇さんをご紹介します。

画聖雪舟の生誕の地総社市赤浜。ここに、趣味の陶芸教室「雪舟窯」があります。今から３３年前に、「昭和５５年（１９８０年）」作られた「雪舟窯」は、薪を使って焼く登り窯です。この窯を自ら築き、趣味の陶芸を楽しんでいるのは、総社市赤浜の大嶋肇さん７１歳です。休日などを利用して、陶芸教室を開き土ひねりの魅力を伝えています。大嶋さんの趣味の陶芸教室「雪舟窯」には、これまで、１００人を数える教室生が訪れ、茶碗や皿、花入れなど日用使いの食器や器づくりを楽しんでいるそうです。ところで、大嶋さん、陶芸以外にも珍しい趣味をお持ちだとか？パチン、パチンという音を立てるところから岡山県では、パッチンと呼ばれているメンコ遊びです。大嶋さんが集めたパッチンは、約３０００枚、主に大正時代以降のものですが、人型に切り抜いたお相撲さんのパッチンや、大判の丸パッチン、長方形の角パッチンと実にさまざまな形や絵柄にあふれています。少年時代に夢中になったパッチンの収集と子どものころから好きだった土ひねりと大嶋さんの趣味は、遊び心に富んでいて楽しそうです。これは、大嶋さんが創作中の古墳の形をした箸置きとペーパーウエイトです。幼いころ好きだった土ひねりを楽しもうと始めた陶芸に少年時代夢中になった懐かしいパッチンの収集と大嶋さんの趣味は、子どもの心そのままに楽しんているものばかりですね。