倉敷芸科大大学院修士課程で染織工芸を学ぶ山本明(めい)さんの個展が倉敷市中央のスペースみきで開かれています。
「いろ と いと、きもの」と題して個展を開いたのは、倉敷芸科大大学院2年の山本明さん24歳です。山口県出身の山本さんは、大学の芸術学部時代から糸を染めて織る染織工芸を専攻しており、大学院の修士課程でも藍や梅、栗といった植物染料で染めた絹糸からきものを織り上げる創作活動を続けています。今回は、修士課程2年間のしめくくりとして、2012年の加計美術館大賞を受賞した作品をはじめ着物4点とショールや袱紗などの小物25点を展示しています。蜜柑の枝で染めた糸を経絣の技法で織り上げた紬織の着物「風光る」は、2012年の日本伝統工芸中国支部展で入選を果たしています。倉敷芸科大大学院生山本明さんの個展「いろ と いと、きもの」は3月3日まで倉敷市中央のスペースみきで開かれています。【インタビュー】倉敷芸科大大学院修士課程2年山明さん




