水島警察署と学校法人加計学園は、津波などで水島警察署が被災した場合、加計学園が運営する倉敷芸術科学大学のヘルスピア倉敷を警察署の代替災害警備本部として使用する協定を結びました。
協定書の調印式には、水島警察署と加計学園の関係者およそ60人が出席。水島署の富田満署長と加計学園の加計役副理事長が、協定書を取り交わしました。協定は津波などの災害で水島署が被災し、警察機能が失われる可能性がある場合、ヘルスピア倉敷の一室を警察署の代替災害警備本部として使用するという内容です。国の発表によると、東南海・南海地震が発生した場合、倉敷市の沿岸部には、最大でおよそ4メートルの津波が到達すると 予測しています。そのため、標高79メートルに位置するヘルスピア倉敷を活用することになりました。調印式の後、県警ヘリ『わしゅう』も参加し、大規模な通信訓練が実施され、関係者が万が一の際の連携を確認しました。




