倉敷市白楽町の倉敷成人病センターで 毎年、12月23日に開かれているクリスマスコンサートをご紹介します。
倉敷成人病センターのクリスマスコンサートは、弦楽合奏団倉敷アカデミーアンサンブルによって毎年、12月23日に、一日早いクリスマスコンサートとして開かれています。10回目を迎えた今年のコンサートでは、倉敷アカデミーアンサンブル常任指揮者で倉敷市立短期大学学長の江島幹雄さんをはじめ、倉敷アカデミーアンサンブルの演奏者11人が出演しました。また、倉敷管弦楽団の第一ヴァイオリン奏者でもある飽浦副院長も参加したほか岡山フィルハーモニック管弦楽団のフルート奏者宮武恭子さんを迎えました。弦楽合奏では、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの4種類の弦楽器を用います。コンサートでは、弓で弾くのではなく、指で弦をはじく「ピッツィカート」奏法だけで演奏する『ピッツィカート・ポルカ』が披露され、弦楽合奏の魅力を紹介しました。演奏会場となった一階の待合ロビーは、教会の聖堂を思わせるように最上階まで吹き抜けとなっていて、重厚な弦楽合奏の音色が響き渡っていました。訪れた人たちは、師走の気忙しさを忘れてゆったりとしたひと時を過ごしていました。




