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チェルノブイリ原発被害の村を描いた原画展

倉敷市出身の画家で2005年にガンで亡くなった貝原浩さんが、チェルノブイリ原発事故の被害に遭った村へ出向いて描き上げた作品集「風しもの村」の原画展が総社市で開かれています。

倉敷市浜ノ茶屋生まれの貝原浩さんは、東京芸大卒業後、画家、デザイナー、イラストレーターなど様々な分野で活躍しました。しかし、2005年、ガンのため57歳の若さで亡くなりました。貝原さんは、チェルノブイリ原発事故から6年後の1992年に被害に遭ったベラルーシの村を初めて訪れ、放射能汚染された村で暮らす人々の生活を描きました。今回の原画展は、その時の作品をまとめた画文集「風(かざ)しもの村」に掲載されたもので、縦65センチ、横182センチの大判和紙に描かれた15点が展示されています。汚染されたにも関わらず生まれ育った土地で残り少ない人生を生き切りたいと覚悟を決めたお年寄りの姿を描くことで、チェルノブイリの原発事故は、決して「他人事」ではないと感じとってもらいたいという貝原さんの思いが込められています。【インタビュー】原画展を企画した貝原さんの友人で美術家岡部玄さん貝原浩画文集「風しもの村」の原画展は、28日まで総社市民ギャラリーで開かれます。なお、来年1月から3月まで県内6カ所で巡回展として開催されます。

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  • 放送日:2012/12/27(木)
  • 担当者:中塚美佐子
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