倉敷市の葦高学区では師走恒例の三世代交流行事として「お飾り作りと餅つき」が行われました。
地域の結びつきを深めようと葦高小学校区のコミュニティ組織、みんなの葦高協議会は毎年、小学校のPTAや子ども会と一緒になってこの催しを行っています。葦高小学校の体育館には、地域の高齢者から正月飾りの作り方を教わろうと子どもから大人まで約400人が集まりました。お飾り作りに使う稲わらは、地域の農家から提供されたものです。参加者は、稲わらを束にして縄に綯うところからお飾り作りのベテランに手ほどきを受け、三つ編みやメガネ形のお飾りを完成させていました。また、今年は、ワラ縄を利用したリース作りに挑戦する人もいました。体育館の外では、石臼に杵を使った昔ながらの餅つきが行われました。お飾り作りに参加した子どもたちも、餅つきを体験したほか、つきたて餅の入ったぜんざいやきな粉餅を食べながら交流の輪も広げていました。




