倉敷市ゆかりの若手芸術家を紹介する美術展が倉敷市立美術館で開かれています。
今年で14回目になる「新鋭作家選抜美術展」。今回は、倉敷市在住の画家田中MANさん。そして、韓国出身のガラス作家で、現在、倉敷芸術科学大学の准教授を務める張慶南さんが選ばれました。田中さんの作品は、さまざまな種類の動物を描いたアクリル画です。4年ほど前に、仕事先で見たロバの可愛らしさに惹かれて以来、動物を中心に描いてきました。県外の動物園や水族館にも足を運び、動物たちのありのままの姿を写実的に捉えています。また、張さんは、「キャスト」という技法で作ったオブジェおよそ25点を展示しています。「キャスト」は、粘土で作った原型を石膏などで型取りし、そこにガラスを流し込む技法でまるで彫刻のような重量感のある作品に仕上がっています。倉敷新鋭作家選抜美術展は、今月16日(日)まで、倉敷市立美術館で開かれています。




