大原孫三郎・總一郎研究会が、倉敷市内で初開催され、有識者や研究者が、2人の偉業や現代に通じる思想など研究内容を発表しました。
この研究会は、一般財団法人有隣会が、2人の偉業を顕彰し、後世に伝えていこうと、初めて開催しました。有隣会の安井昭夫代表理事は、「混迷の時代だからこそ、2人の考えを参考に、立派な倉敷、日本をつくっていこう」と集まったおよそ180人の聴衆を前に挨拶しました。研究会では、クラレの和久井康明会長が、『社内報巻頭言から読み解く大原總一郎』をテーマに基調講演しました。和久井会長は、大原總一郎が、今から50年ほど前のクラレの社長時代に職員に向けて送った言葉を紹介しました。和久井会長は、「現在の社長方針として発表しても十分にいい」と当時の總一郎の先見性について、話しました。基調講演に続き、有識者や研究者7人が登壇し、医療や福祉、文化や芸術など多岐にわたって貢献した2人の偉業や現代に通じる思想など研究の内容を発表しました。KCTでは、この研究会の模様を収録していて、ご覧の時間に11chで放送します。第一部の基調講演の初回放送は、来年1月7日午前10時。第二部研究発表の前半は、1月8日10時が初回放送、後半の研究発表は9日10時が初回放送です。




