玉野市は予約制乗合タクシーとコミュニティバスを組み合わせた、新しい公共交通システムを来年4月から本格運行します。スタートを前に今年7月から始めた実証運行の中間報告や運行内容の見直しなどが玉野市役所で話し合われました。
会議には交通関係者や学識経験者、市民などおよそ20人が出席しました。実証運行の中間報告では乗合タクシーの利用状況は増加していて、10月は延べ約3500人が利用。利用者アンケートでも満足度が高く好調であることが報告されました。運行にかかる行政負担も去年とほぼ同等の見込みで新しい公共交通システムに期待が高まっています。また来年4月からの本格運行に合わせての見直しも行われました。大きな変更点は次の通りです。乗合タクシー乗り場に「玉原小前ゴミステーション」「和田7丁目ゴミステーション」「番田住宅ゴミステーション」の3ヵ所を新設。「山田・東児エリア」の乗合タクシーで、エリア外の乗り継ぎ場所に現在の「八浜市民センター」と「玉野光南高校」に加え「八浜駅前バス停」が追加されます。またシーバスは「東児市民センター」から「すこやかセンター」をつなぐ東児線で第一便を除くすべての便で「玉野総合医療専門学校」と「日赤玉野分院」に停留できるルートに変更されます。




