知的障がいや発達障がいの人が、外出する時のサポートをするガイドヘルパーの研修会が川崎医療福祉大学で行われました。
研修会には事前の申し込みのあった学生や主婦など34人が参加。2日間の研修では、ガイドヘルパーの心構えを学ぶほか、実際に障がいのある人と外出する実技指導もあります。初日の研修では倉敷市総合療育相談センターの大橋俊文さんが講師を務め、ガイドヘルパーが不足している現状を説明しました。倉敷市内にはヘルパー登録をしている人が1000人以上いると言われていますが、その多くが、40代、50代の女性で、土曜、日曜は家庭の事情でヘルパーとして活動できないケースがほとんどで、外出したい障がい者のニーズを満たしきれていないのが実情です。倉敷市はヘルパー不足を賄うため、この研修を受講すれば、資格がなくてもガイドヘルパーができるように3年前に制度を改革。着実に成果を上げています。このガイドヘルパー研修会の話題は27日(火)のKCTワイドでも詳しく紹介します。




