徳島県の和紙職人中村功さんの和紙展が、玉野市築港のギャラリーサンコアで開かれていて、和紙の可能性を追求した様々な作品が、展示されています。
タペストリーに 電気スタンドなど。使われているのはいずれも和紙で、およそ200点が、並んでいます。中村さんがつくっている和紙は、徳島県那賀町の特産で、主に障子紙として使われている拝宮和紙です。現在63歳の中村さんは、27歳の時に地元の小学校の廃校などを目の当たりにし、特産の和紙で、地域を活性化させようと、職人としての道を歩み始めました。今では、和紙の可能性を広げるために、和紙を使って様々な作品を手がけています。こちらの器は、和紙の原料の楮の皮などを使い、最後に漆で固めた作品です。味わいのある表情に仕上がっています。中村功さんの和紙展は、今月27日(火)までギャラリーサンコアで開かれています。




