倉敷市酒津の陶芸家武内立爾さんの作品展が、天満屋倉敷店4階の美術画廊で開かれています。
この作品展は、武内さんが、自宅にあるエノキの古木にちなんで命名した窯、「榎窯」の25周年を記念して開いたものです。会場には、ここ1年に手がけた近作を中心に、大小の鉢や花器など、およそ200点を展示しています。武内さんは、「辰砂」という釉薬の赤色に魅せられ、初窯以来、赤色や、これと対照的な青色とのコントラストを力強く表現する作品を手がけてきました。しっかりとした色彩と造形は、存在感も強く、印象的です。ここ数年、地元酒津で、「ホタルを親しむ会」の代表として、ホタル復活に精力的に取り組んでいて、自由な作品づくりにも影響しているということです。「酒津榎窯・武内立爾作陶展」は、11月15日木曜まで、天満屋倉敷店4階の美術画廊で開かれています。




