高梁川など3河川流域の自治体や関係団体らが総社市の高梁川河川敷で油の流出事故を想定した訓練を実施しました。
訓練には、国土交通省岡山河川事務所をはじめ関係団体や各自治体からおよそ80人が参加しました。高梁川の支流で油が流出し、本流への流出を食い止めるという想定で訓練に取り組みました。参加者らは対岸までのおよそ20mの川幅にオイルフェンスを張る作業を行いました。岡山県内の河川での水質事故は、10月30日現在、28件発生しており、去年1年間の事故件数に並んでいます。特に、冬場は灯油などを扱うことが多くなるため、注意を呼びかけています。岡山三川水質汚濁防止連絡協議会は、水質事故への迅速な対応や水質事故の未然防止を図ろうと平成3年に発足しました。訓練は、旭川や吉井川などで毎年行われています。




