「ジョゼと虎と魚たち」「ゼロの焦点」などを手掛けた映画監督 犬童一心さんの講演会が倉敷国際ホテルで開かれました。
この講演会は、倉敷ライオンズクラブの例会に合わせて開かれました。会場には、人気映画監督の話を聞こうと120人が訪れました。講演をした犬童一心さんは、11月公開予定の話題作「のぼうの城」の共同監督の一人です。犬童さんは、「のぼうの城」の映画化の実現までに8年を要したことや映画の中にある城への水攻めの映像が津波を連想させたため、去年4月の上映を見送ったエピソードなどを話しました。また、映画製作の秘話なども紹介した犬童さんは、「日本は、売れている原作に頼る傾向があり、映画オリジナルのストーリーを作りづらくしている」と映画界への苦言も呈していました。




