倉敷市内の事業所の従業員で作る自衛消防隊の消火技術を競う大会が、倉敷市尾原の消防グラウンドで行われました。
大会には市内50の事業所から60チーム、およそ120人が参加しました。競技に先立ち、洲脇 伯造大会会長が『練習の成果を存分に発揮し、防火啓発に努めてください』と挨拶しました。大会は『消火器取扱』と『屋内消火栓』の2部門で、男女別に競技を行います。このうち、『消火器取扱』では2人1組となって火元の発見・通報・消火を行い、スピードや協調性を競いました。消火器は通常放射時間が15秒程度のため、より確実な消火が重要となります。参加者たちは8月ごろに消防署から指導を受け、火元発見から消火までの手順を繰り返し練習してきました。この日は練習の成果を存分に発揮し、的確に消火活動にあたっていました。この大会は来月から始まる『秋の火災予防週間』を前に各事業所で火災予防への意識を高めてもらうため、倉敷市消防局と倉敷市防火協会が行っています。大会結果はご覧の通りです。




