倉敷市老松町の倉敷平成病院では医療関係者や学生などを対象に認知症に関するセミナーを開きました。
セミナーにはおよそ400人が参加しました。認知症高齢者は最近10年で倍増し、全国で305万人に達しています。こうした中、国は認知症診療対策として患者の診断や相談を受け付ける「認知症疾患医療センター」の整備を進めています。岡山県内では倉敷平成病院を含む5つの病院が認知症疾患医療センターの指定を受けています。きょう(30日)の講演では、はじめに倉敷平成病院涌谷陽介神経内科部長が「認知症疾患医療センター」の仕組みなどを説明。続いて岡山大学神経内科の阿部康二教授が認知症患者の治療事例などを紹介し、集まった聴衆は認知症について学んでいました。




