玉野市の宇高連絡船愛好会は26日、小学生を対象に連絡船や航路について知ってもらう特別授業を行いました。
宇高連絡船愛好会では地元の子どもたちに宇高航路に興味を持ってもらいたいと去年から特別授業を行っています。築港小学校に通う1年生から6年生まで24人の児童が参加しました。愛好会会長の三村さんは連絡船の模型や写真などを交えながら、宇高航路の歴史を振り返りました。この中で三村さんは、『国内で新幹線が開通した当初はまだ岡山まで新幹線は来ておらず、特急列車が東京から宇野まで来ていた』などと、歴史を紹介し、宇高航路は四国連絡の窓口として非常に重要な役割を果たしていたと話しました。参加した子どもたちは自分たちが生まれる前の街の話を興味深そうに聞いていました。宇高連絡船愛好会では今後も積極的に特別授業を行い、さらに多くの人に航路の歴史を伝えていきたい考えです。




