毎年9月は児島湖流域の水質について考えてもらう「児島湖流域環境保全推進月間」です。倉敷市役所では小中学生による水質浄化を訴えるポスター展が行われています。
倉敷市役所には市内の小中学生の児童が描いた児島湖の水質浄化を訴えるポスターおよそ200作品が展示されています。農業用水供給を目的に昭和34年誕生した児島湖。日本の高度経済成長に伴い、流域周辺の住民の増加や企業の活性化などによる水質汚染が問題となっています。汚濁の原因のおよそ50パーセントは家庭から排出される生活排水によるものです。ポスターにはゴミのポイ捨て防止を呼び掛けるものなどどれも力作が展示されています。児島湖流域環境保全対策推進協議会では9月の「児島湖流域環境保全推進月間」に合わせて児島湖流域の市町の小中学生を対象に児島湖の環境保全を呼びかけるポスターを毎年募集しています。倉敷市や岡山市からおよそ600作品が集まり倉敷市内からは4作品が入賞しました。この児島湖流域環境保全推進ポスターコンクールの作品は今月28日(金)まで倉敷市役所厚生棟2階で展示されています。




