南極の世界を知ろうという、元観測隊員による特別授業『南極クラス』が、倉敷市立茶屋町小学校で行われました。
小学校の体育館で開かれた南極クラスには5年生と6年生およそ400人が参加しました。講師を務めたのは元南極観測隊の井熊英治さんです。井熊さんは映像と共にマイナス40度以下にもなる南極の寒さや、現地に住んでいる動物などを紹介。また、実際に暮してみて経験したことなども話しました。この日、児童たちが一番楽しみにしていたのが『南極の氷』です。南極から持ち帰った氷をコップに入れ、じっくり観察します。南極の氷の中には1万年ぐらい前の空気が圧縮されているそうです。水を入れてみると溶けて、パチパチと音を出していきます。この取り組みは将来への参考にしてもらおうと岡山県学校生活協同組合がミサワホーム総合研究所と協力して今年から行っています。




