認知症などによって判断力が十分でない人の権利を守る成年後見制度を学ぶ講演会が倉敷市で開かれました。
この講演会は、社会福祉法人 瀬戸内学園と倉敷高齢者・障がい者支援ネットワーク懇談会が開催しました。講師には、弁護士の濱田弘さんを迎え、成年後見制度の仕組みを学びました。成年後見制度は、認知症や知的障がいなどで判断能力が衰えた人たちの権利を守るために2000年に始まりました。講師の濱田さんは、「身内の虐待による金銭トラブルや契約トラブルなどの紛争を起こさないためにも成年後見制度を活用すべき」と有効性を説明しました。会場を訪れた参加者も熱心にメモをするなどして制度の仕組みを学んでいました。




