倉敷市内を拠点に活動する趣味の絵画グループ「倉敷美術サンガ」が、毎年恒例となった20人による共同制作作品を完成させました。
共同制作も大詰めの8日(土)。20人のメンバーがそれぞれに受け持った作品を「合体」させたら、今年の夏を象徴する興奮と感動がよみがえりました。倉敷美術サンガメンバー全員による今年の共同制作です。縦3.64m、横2.43mという超大型作品です。金メダルを取った体操の内村航平選手やレスリングの吉田沙保里選手をはじめ女子バレーの荒木絵里香選手、女子サッカーの宮間あや選手、ボクシングの清水聡選手など、活躍した郷土勢も個性豊かに描かれています倉敷美術サンガの共同制作作品は毎年、倉敷屏風祭りの会場に彩りを添えることでも知られています。これまでに、なでしこジャパンのワールドカップ優勝、発明家・磯崎眠亀の没後100年、版画家・棟方志功の生誕100年などその年の象徴的な出来事を作品にしてきました。今年は金環日食や源平合戦など他にも案があったそうですが、ロンドンオリンピックを推す声が多かったということです。全員で全体の絵柄を考えその下絵をもとに20等分し、1人ずつ受け持ちのパーツを完成させて持ち寄ります。
サンガ」とはサンスクリット語で「仲間」という意味です。この共同制作作品は今月25日から倉敷市立美術館で行われるグループ展にも出品されます。




