高梁川流域の歴史や文化を知り、地域の課題解決に向けて活動する人材を育てる講座「備中志塾」が開かれ、参加者が備中地域の文化や地理について教養を深めました。
この講座は、高梁川流域の企業と地域をつなぐ持続的な環境教育をテーマにした人材育成プログラム「GREEN DAYS COLLEGE(グリーン デイズ カレッジ)」の一講座として、初めて開催されました。講師に民俗学者の神崎宣(のり)武(たけ)さんを招き、「高梁川流域の文化地理」をテーマに講義を進めました。神崎さんは、中山間地域が全国で最も多いのが岡山県であることを紹介。そのうえで、備中地域が麦ごはんの一大文化圏であることや、食事中にお茶を飲む習慣の違いは、小田川で隔てられていることに関係していると、指摘しました。「備中志塾」は3回シリーズで、11月は「『備中』の冠をつけた文化」、12月は「備中の食と酒」と題して、講義が行われます




