倉敷市を中心に活動する陶芸家 加藤直樹さんの作品展が、倉敷市中央のギャラリーKで開かれています。
ピーマンの陶器をメインに創作している加藤直樹さん。会場には、さまざまな色や形のピーマンが並びます。加藤さんは6年前に体調を崩していましたが、家庭菜園で育てていたピーマンのツヤ、ハリの良さにエネルギーを感じ、シリーズ作品として創作してきました。のちに、朽ち果てていくピーマンの姿にも魅力を感じ、思い描くピーマンのバリエーションも、豊富になりました。新作では、加藤さんが好きな弥勒菩薩をピーマンとコラボレーションしています。新シリーズ「骨の土」は、去年の東日本大震災をきっかけに、取り組んだ作品です。死と生をつなぐ土に着目し、骨の上に宿った新たな生命体を、造形作品として表現したそうです。加藤直樹さんの作品展は9月16日まで、開かれています。




