9月に入ってもまだまだ暑い日が続いています。この厳しい残暑の中、倉敷美観地区では、柳の剪定作業が始まりました。
美観地区の柳の剪定は、6月、9月、12月の年3回行われています。剪定の対象となるのは、大原美術館から入船橋までの800メートルに植えられた160本の柳です。剪定は、風通しを良くし、病害虫を予防するためです。特に、9月は、台風によって木が倒れるのを防ぐためのもので、長く伸びた枝葉や枯れた枝などを剪定ハサミや高枝ハサミで切り落としていきました。今年の夏の猛暑の影響で柳の生育が良く例年になく生い茂り作業員泣かせとなりました。作業にあたった市内の造園業者は、脚立や高所作業車を使い、生い茂った枝葉にハサミを入れ、町並みが見通せるようすっきりと形を整えていました。【インタビュー・花巻農園花巻誠社長】秋の観光シーズンを前にした美観地区の柳の剪定作業は、10日まで続きます。




