倉敷市本町にある国指定重要文化財「井上家住宅」が本格的修理を行うため、きょう(26日)で一般公開を終了しました。
井上家住宅は、江戸時代中期、1711年ごろに建てられたとされる、倉敷美観地区でもっとも古い町家です。平成14年に、2階建ての主屋などが、重要文化財に指定され、平成15年から、倉敷観光ボランティアガイドの協力のもと、毎週日曜日に主屋の一部を一般公開してきました。しかし、築300年で老朽化が進んでいるため、6年間かけて大がかりな修理をすることになりました。本格修理を前に最後の公開となったこの日も、多くの観光客が 倉敷最古の町家づくりを 興味深く見入っていました。




