総社市出身のボクシングバンタム級清水聡選手が、きのう(10日)夜、ロンドンオリンピックの準決勝に臨みました。試合は、残念ながら敗れましたが、この競技で44年ぶりの銅メダルを獲得。地元総社では、多くの市民が熱い声援を送り、健闘を称えました。
総社市総合福祉センターには、およそ150人の市民が集まり、熱気に包まれました。準決勝の対戦相手は、開催国イギリスの選手。試合会場は完全アウェーの状況でしたが、総社の応援会場では試合が始まると、ロンドンの清水選手に届けとばかり、大きな声援を送りました。清水選手のパンチが繰り出されるたびに、大歓声。終盤の見せ場では、ボルテージも最高潮となりました。試合は結局大差の判定で、敗れましたが、それでも、ボクシング競技で44年ぶりの銅メダルを獲得。清水選手の快挙をみんなで称えました。清水選手は試合後、悔しい気持ちをにじませながらも「メダルを持ち帰って、感謝の気持ちを伝えたい」と話していました。総社市では、市民栄誉賞の贈呈のほか、パレードや祝勝会の開催などを検討していて、清水選手を迎えることにしています。
金メダルの獲得は、なりませんでしたが、銅メダル獲得の快挙、本当におめでとうございます。何より、私たち地元市民に大きな勇気をいただきました。まずは、ゆっくり休んでください。お疲れ様でした。




