夏の高校野球岡山大会は決勝戦を迎え、倉敷商業が息詰まる延長戦を制し2年ぶり10回目の甲子園出場を決めました。
決勝戦は1点を争う好ゲームとなりました。2対1と1点を追いかける倉商はチャンスはつくるもののあと一本が出ずなかなか追いつくことができません。そして、迎えた6回。倉商は二死からこの大会打撃好調の7番片山が応援席の思いをのせた放物線をスタンドに叩き込みます。勢いにのる倉商は8回。一死3塁から岡田が放った打球は前進守備のショートへ。この打球に3塁ランナー坂田が好走塁で勝ち越しのホームを踏みます。しかし、粘る創志もその裏、すかさず犠牲フライで同点に追いつき、試合は延長に入ります。延長10回。勝負を決めたのは片山でした。この決勝点を連投のエース西がしっかりと守り抜き、倉商が学校創立100周年に花を添える甲子園出場を決めました。




