岡山県立大学の学生が、倉敷市真備町の特産タケノコの穂先を使ったレシピを考案し、試食会が開かれました。
料理に使ったのは、土から2メートル程度伸びたタケノコの先を切った穂先タケノコです。この取り組みは、去年から、備中県民局と倉敷市が3年計画で進めている事業です。通常、タケノコは、土から出る前に掘り出すため、土から出た穂先タケノコの収穫は、出荷時期外の生産拡大につながり、また、穂先を切った竹は、枯れるので竹林管理にも役立てるのが狙いです。去年は、地元の「若竹生活交流グループ」が炒め物やてんぷらなどのレシピを考案。今年は、県立大の学生にもレシピ作りを依頼し、この日は、歯ごたえのある根元を使ったグリーンカレーや、先の柔らかい部分を利用してペースト状にしたタケノコのババロアなど14種類を試作しました。試食には、筍生産組合や学生などがあたりアンケートに意見を記入しました。
【インタビュー】
真備町筍生産組合 川原邦彦 組合長
レシピを中心になって考えた 井上彩さん
この日のレシピを参考に、秋には、料理教室を開く予定です。




