倉敷市内の15の私立幼稚園が、就職を希望する大学生などを対象にした合同説明会を、21日(7/21)、岡山市内で開きました。
幼児教育を担う人材を積極的に採用したいということから、今回初めての開催です。
この合同説明会は、各幼稚園の教育方針や保育環境、日常生活など、それぞれの特色ある取り組みを正しく理解してもらい、今後の就職活動に役立ててもらおうと、倉敷市私立幼稚園協会が今回初めて開いたものです。
会場には、県内14の大学や短大などから、150人あまりの学生が参加しました。
◇インタビュー① 参加学生2人『参加の目的は?』『知りたいことは?』
会場には、幼稚園ごと15のブースが設けられ、はじめに全体で紹介ビデオを見たあと、それぞれ、関心や興味があり、就職先として検討している幼稚園のブースを訪れて、話を聞きしました。
関係者の話では、ここ数年、私立幼稚園への就職希望者が減少傾向にあるということです。
採用人数が多く、現場実習の時期が早い保育所へ就職する学生が多い他、数の多い公立幼稚園に比べ、私立幼稚園自体あまり知られていないなど、いくつかの要因をあげています。
このため、各幼稚園のブースには、写真や絵を使ってわかりやすく説明する工夫をしたり、ベテランから中堅、若手まで、各世代の先生が並んで、質問に答えるなど、より多くの学生に興味や関心を持ってもらえるよう努めていました。
◇インタビュー②
「倉敷・私立幼稚園合同説明会」広報
敬愛幼稚園園長 永宗智子さん『学生にPRしたいポイントは?』
私立幼稚園の取り組みや就職に関する情報を集めるには、これまで、幼稚園ごと個別にあたらなければなりませんでした。
直前まで進路に悩む学生も多い中、今回の合同説明会は、幼稚園の取り組みについて、より具体的にイメージし、自分にあった就職先を検討するきっかけになったようです。
◇インタビュー③ 参加学生2人『参加した感想は?』
◇インタビュー④ 大学関係者2人『合同説明会の意義』
・中国短期大学保育学科 小野順子 准教授
・倉敷市立短期大学保育学科 安達励人 教授
倉敷市私立幼稚園協会では、今回参加した学生たちのアンケートも参考にしながら、学生への有益な情報提供に取り組んでいくことにしています。




