倉敷市中島の真言宗のお寺高蔵寺で、夏休み恒例の「こども寺子屋」が開かれ子どもたちが、お寺の修行を体験しました。
朝、7時から始まった「夏休みこども寺子屋」には、市内外の小学生29人が参加しました。白衣に黒い腰衣いわゆる「一休さんスタイル」で、寺修行に臨んだ子どもたちは、まず、高蔵寺の天野高雄住職から、立ち居ふるまいなどお寺での基本的な作法を教わりました。そのあとは、お経を唱えたり、本堂の廊下を雑巾がけしたり、座禅を体験したりと静と動の変化に富んだ寺修行の一端を学びました。高蔵寺では、毎月第2、第4土曜日に「こども寺子屋」を開いていますが、夏休みは、早朝から正午までの半日をかけて集中的に「こぼんさん」体験を行っています。さらに、子どもたちは、粘土をこねて「土仏(つちぼとけ)」を作ったり、護摩行を行いました。普段、めったに経験できないお寺での修行に、みんな一生懸命でした。




