7月15日、「川を通して『まち』を感じてみよう」と行われた倉敷川の舟下りを紹介します。
美観地区を流れる倉敷川の舟下りは、倉敷市の町づくり市民グループ「蔵おこし湧々」が毎年、行っているものです。35人の参加者は、まずは、倉敷川の源流、高梁川からの取水口や酒津貯水池を見て回りました。そして、貯水池から配水されている倉敷用水を歩いてたどり、美観地区を流れる倉敷川へと向かいました。倉敷川は、川西町のところから倉敷用水を分配する形で美観地区へと流れ込んでいます。美観地区を流れる倉敷川は、船倉町から新田、小瀬戸、藤戸を経て玉野市の児島湖へとつながっています。新田の親水公園からは、5隻のボートに分乗して児島湖までの13・5キロを下りました。途中には、景観観察や、環境調査のためのチェックポイントが設けられていて、参加者は、自分の視覚、聴覚、臭覚といった五感で感じながら「水のきれいさ」や「生物の豊かさ」などをチェックしていました。倉敷川の舟下りを体験した参加者は、川を通して、あらためて自然環境や生活環境の大切さを実感した様子でした。




