岡山県出身の美術作家でつくるグループ「ＡＩＭＥＲ(エメ)」の回顧展が１８日から倉敷市立美術館で開かれています。
「ＡＩＭＥＲ(エメ)」とは、フランス語で「愛する」という意味です。１９８０年に、備前市在住の洋画家島津広二さん、永井泉さん、花岡徳(めぐむ)さんの三人で発足した「ＡＩＭＥＲ」は、現在２２人の会員を数えます。美を愛し、人間を愛し、自然を愛し、生きることを愛している者たちが「愛する」をテーマに絵画、木工、ガラス、陶芸などそれぞれの分野で表現活動を続けています。年に一度、日ごろの創作活動の成果を発表するために開いてきた「ＡＩＭＥＲ(エメ)」展も今年の５月で４０回目となりました。今回の「回顧展」は、４０回を記念した「作品集」づくりとこれまでの歴史を振り返りながら今後の活動への充実を図りたいと開かれました。回顧展には、１７人の作家が過去の作品や近作など約７０点を出品しています。それぞれの分野でのそれぞれの表現方法の違いを味わえる見応えある作品展となっています。県内外で創作活動を続けている美術グループ「ＡＩＭＥＲ」の回顧展は、２２日（日）まで倉敷市立美術館で開かれています。
