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倉敷市児島の被服会社 開発 防災多機能デニム8月から販売

続いては、デニムの新たな可能性を追求した商品の話題です。倉敷市下津井の被服・縫製会社が、担架やパーテーションなど5つの機能を持った『防災多機能デニム』を開発し、8月から販売を始めます。

縦およそ1m90cm、横およそ1m20㎝、14オンスの特殊加工をしたデニムが、8月から販売される『防災多機能デニム』です。用途に合わせて、担架やパーテーション、寝袋や防寒着、それに敷布の5つの機能を持っています。担架で使う取っ手の部分は、デニムの二重仕立てで強化しているほか、裏面は、綿とポリエステルの素材で防寒対策も施しています。この商品を開発したのは、倉敷市下津井の被服・縫製会社『エラミ』。同社では、去年仏像のデザインをあしらったオリジナルジーンズを東日本大震災の被災地に500着届けていて、その時に聞いた被災者の要望を参考に地場のデニムで商品を開発しました。ファッションとしてのデニムが注目を集めている中で、防災という新たな分野に注目したユニーク商品です。『防災多機能デニム』の価格は、1万5、800円、8月から販売を始めます。

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  • 放送日:2012/07/17(火)
  • 担当者:田浦結城
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