倉敷市児島下の町の鴻八幡宮で夏祭りが行われ、参拝者が輪くぐりをして厄を祓いました。
鴻八幡宮の参道には、氏子たちの長い行列ができました。随身門に、大きな輪が作られ、参拝者たちが次々とくぐっていきました。鴻八幡宮では、毎年旧暦の6月30日に合わせ、地元の氏子青年部の協力で「夏越大祓祭」を開いています。疫病や風水害の多い季節に入るこの時期に災いの原因を除去する国古来の神事です。輪をくぐったあと参拝し、人型の紙を納め、御札と茅を受けると今年の残りの半年、無事に過ごすことができると言い伝えられています。
【インタビュー】訪れた人
日が暮れると去年から始まった参道のライトアップが行われました。地元の婦人会が手作りした150個の蝋燭に火が灯り、幻想的な雰囲気の中、多くの氏子たちが参拝に訪れていました。




