玉野市のおもちゃ王国で、入園者が大観覧車に取り残されたという想定の訓練が行われ、消防職員と従業員が、救出の連携を確認しました。
訓練は、休園日に合わせて実施されました。高さ60メートルの大観覧車が、突然停止、予備電源も使えず、高さ30メートル付近のゴンドラ二基にそれぞれ入園者が一人ずつ取り残されたという想定です。玉野市消防本部の消防職員20人とおもちゃ王国の従業員16人が参加し、消防職員は、35メートル級のはしご車を使っての救出、従業員は、園内にいるほかの入園者の避難誘導や担架の用意など決められた手順を確認しました。訓練では、消防職員が、素早くハシゴをゴンドラに延ばし、入園者を助け出し、担架に乗せて従業員が迅速に安全な場所に運びました。おもちゃ王国では、年に2回、遊具を変えて万が一の際の救出訓練を実施しています。大観覧車の訓練は、3年ぶりです。




