岡山県立倉敷工業高校のファッション技術科の生徒が倉敷市藤戸町の老人保健施設を訪れ、入所者と織機を使ってコースター作りをしました。
老人保健施設「藤戸荘」を訪れたのは、倉敷工業高校ファッション技術科の3年生7人です。ファッション技術科では、毎年、倉敷藤戸荘で飼育している羊の毛を使って膝掛を作って入所者に贈るなど、交流を深めています。今回は、3年ぶりに卓上織機を使ってコースター作りに取り組みました。卓上織機は、今回訪れた3年生が1年生の時に制作したもので、使っている糸は、草木染したものです。作業は、事前に生徒たちが縦糸を用意し、入所者に横糸を通して織物を仕上げます。入所者は、生徒たちから手ほどきを受けながら様々な色の糸を使って織っていき「なつかしい」「おもしろい」などと感想を話しながら楽しんでいました。コースター作りは2学期も行われ、完成させることになっています。また、12月には、今年5月に羊から刈り取った毛で作った膝掛を贈る予定です。




