水島空襲から67年目の6月22日、水島緑地福田公園では平和の鐘が打ち鳴らされ、犠牲者の冥福と恒久の平和を願い祈りを捧げました。
昭和20年の6月22日午前8時36分。水島空襲があった同じ時刻に合わせて平和の鐘が打ち鳴らされました。今年は、倉敷市の近藤實さんと向井千鶴さんの手によって鳴らされた鐘の音を聞きながら集まったおよそ30人の市民や市職員が、1分間の黙祷を捧げました。水島空襲は67年前、アメリカ軍のB29爆撃機が、三菱重工業水島航空機製作所を爆撃したもので、工場の従業員や周辺住民11人が犠牲になりました。平和の鐘は平和都市宣言に伴い倉敷市が平成2年に建てたものです。終戦から60年の節目の年以来、毎年、6月22日の水島空襲の日と原爆が投下された8月6日と9日、さらに、8月15日の終戦記念日に鳴らされています。




