今月22日に発生から67年目を迎える水島空襲などの、戦争の悲惨さを伝える「戦災のきろく展」が、倉敷市水島支所で開かれています。
水島支所1階で開かれている「戦災のきろく展」では、500機以上の軍用飛行機が作られた水島航空機製作所の設立から、昭和20年6月22日に爆弾が投下されるまでの移り変わりをパネルで紹介。工場の全景をおさめたパノラマ写真も並んでいます。また、航空機の試験飛行で着用していたと思われる飛行服も展示。寒さ対策として、裏地にウサギの毛皮が使われている、当時としては上等なつくりになっています。このほか、「赤紙」と呼ばれる召集令状や防空頭巾など、戦争のいたましさを象徴する品に、多くの人が見入っています。「戦災のきろく展」は、水島支所で27日まで開かれ、7月以降、市役所本庁舎、児島支所、ライフパーク倉敷でも行う予定です。




