倉敷市中心部の活性化をテーマに議論している「倉敷駅前商店街を熱く語る会」が開かれ、倉敷駅北の大型商業施設開業から半年経った駅前商店街について、意見交換しました。
この会合では、地元商店街やまちづくり関係者などが、倉敷市中心部の活性化について語り合う場として、定期的に開いています。今回は、古市了一さんが司会を務め、商店街の現状について議論しました。商店街の人の流れについては、3月にオープンした林源十郎商店の影響もあって、美観地区一辺倒だった人の流れが、商店街にも向かっていることが、報告されました。一方で、大型商業施設が5カ月で600万人の集客を達成しましたが、特に、商店街にある飲食店の売り上げが減少。物販を含む複数の店が、閉店を検討しているという厳しい状況も示されました。出席者からは、心配する声も上がりましたが「駅周辺が注目されていて、商店街周辺も変わるチャンスだ」「次の一手をどう打つかが大事」など、前向きな意見が出されました。会合では、岡山市の商店街に小型スーパーがオープンするニュースや、岡山商工会議所が、中心部の個人商店を支援する話題なども披露され、出席者はざっくばらんに発言していました。




