ガラス工芸家3人による作品展『谷山田磯谷展』が倉敷市のギャラリー「しをり」で開かれています。
展示している作品はあわせて170点。個性的な造形を生み出すガラス工芸家3人の作品が並んでいます。こちらの花瓶は倉敷芸術科学大学の教授で倉敷を代表するガラス工芸家の磯谷 晴弘さんの作品です。吹きガラスを使った造形作品が中心で、透明なガラスの中に陰影や彩りを表現しています。色とりどりの魚が描かれている皿は東京を拠点に活動している谷 祥一さんの作品。魚や野菜をモチーフに見ている人が楽しくなるような明るめの色を使っているのが特徴です。続いてこちらの花瓶は江戸切子を手掛ける山田 輝雄さんの作品です。ガラスを削って細かく形を整えていく伝統的な切子の手法を得意としていて、倉敷では初出展です。3人はガラス工芸の作品展を通して知り合い、今回磯谷さんの呼びかけで合同展が実現しました。幅広い手法によるガラス作品とその魅力をじっくりと見ることが出来る展示会となっています。展示している作品はその場で購入することも可能です。『谷山田磯谷展』は6月7日(木)まで開かれています。




