竹のまち倉敷市真備町の、竹水化粧品を販売する『エコライフ マビ』は、5月15日から始まった竹水の採取シーズンに合わせて、地元の小学生を対象にした
竹水採取体験会を開きました。
竹水の採取体験会に参加したのは、地元真備地区の小学生や保護者などおよそ30人です。子どもたちは、エコライフ マビの作業スタッフが切り落とした若竹の切り口にポリ袋をかぶせていきました。竹水とは、タケノコから若竹へと生長する過程でみられる水です。特に夕方から深夜にかけて地面の下の茎から幹を通って吸い上がってきます。この竹水を採取するため、『エコライフ マビ』では、夕方、若竹を切ってその切り口に袋をかけ一晩のうちに吸い上がってくる竹水を袋に溜めています。翌朝、竹林を訪れた参加者たちは、袋いっぱいに溜まった竹水に感嘆の声を上げていました。竹水の回収作業が進む中、若竹で作ったコップに採りたての竹水を注いでもらいほんのりと甘い竹水を味わっていました。一晩のうちに3リットルから5リットルも溜まった竹水を目の当たりにした参加者たちは、竹のもつ不思議さや竹水の美味しさを実感した様子でした。




