300年以上にわたって倉敷地区で継承されている『素隠居』が、観光客で賑わう倉敷の町なかに登場しました。
阿智神社の春の大祭に合わせて、毎年、行われています。今年は、倉敷素隠居保存会のメンバーおよそ15人に加えて、倉敷東小学校の学童保育の子どもたち19人も参加し、町なかに繰り出しました。素隠居が手にする団扇で頭を叩いてもらうとご利益があるとされていて、姿を見ると、次々に観光客などが集まりました。素隠居の歴史は、江戸時代から。若者が『じじ』、『ばば』の面をかぶり、お年寄りに代わって阿智神社の御神幸行列に参加したのが始まりと、言われています。素隠居は、明日(20日)も倉敷の町なかに登場します。




