色鉛筆画のグループ「哲彩会」の作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。
作品展では、岩田哲也さんが指導する色鉛筆画教室のメンバー50人が148点を披露。8歳の女の子から、80歳を超える高齢者まで 思い思いに仕上げた作品が、並んでいます。グループでは、3つの色を混ぜて、色の深みや陰影を出したり、消しゴムを使って光沢をつける技法で絵を描いていきます。アメリカ製の色鉛筆と、少し厚みのある紙を使うことで、色が混ざりやすくなるそうです。水墨画と思わせるものや、写真と間違いそうな繊細な描写の作品もあるなど、観客の目を引いています。このほか、半田ごてを使ってベニヤ板を焦がす手法で描いたものや、空き缶を使ったコミカルな造形作品なども、紹介しています。哲彩会の作品展は、13日まで開かれています。




